空想の域

あくまで個人の感想です

「スターオーシャン2 Second Evolution」 感想

2008年にスクウェア・エニックスより発売された、PSP版「スターオーシャン2」のクロード編クリアまでの感想です。本当はレナ編もクリアしてから感想を書こうと思ったのですが、力尽きたのでクロード編だけです。
ネタバレがあります。

 

ストーリーの微妙さ

本作のストーリーをざっくり説明すると「不慮の事故で旅を始め色々あって宇宙を救う」です。要するにRPGの鉄板ネタなんですが、王道のわりに燃えないというのが正直な感想です。

私が思うには、伏線を張って後の展開に期待を持たせるようなイベントが少なく、あっさりとしすぎています。

例えば、クリク崩壊(まるで動じない)、武具大会でのクロードとレナの仲違い(即仲直り)、シンにやられて仲間が離散(目と鼻の先の集落で再開)等がそうです。

逆に、惑星ミロキニア、リンガの聖地の最深部、シン、4つの場で手に入れた宝珠等は、思えば何だったのか分からない、伏線放置な印象を受けます。

つまり、問題が起きてもその場で解決されるか放置されるかのどちらかなので、最初は期待感があるのですが、だんだんテンションが上がらなくなってきます。世界観は好きなので、ちょっと残念です。

 

 

愉快な仲間達とPA

ストーリーは微妙ですが、仲間となるキャラはみんな個性的で魅力的です。

ただし、クロードとレナ以外のパーティメンバーは(一定の制約の中で)任意選択なので、仲間の見せ場は基本的に「仲間になるまで」であり、パーティ加入後はぶっちゃけ空気。当然、ムービーにはクロードとレナしか映りません。

これはシステム上仕方がないのは分かるんですが、やっぱり寂しい。

PSP版追加キャラのウェルチなんか、マジでいるんだかいないんだか分からないくらい空気です。仕方がないけど。

 

じゃあどこで仲間たちの個性が発揮されるのかというと、プライベートアクション(PA)呼ばれるサブイベント群。

文字通り、自由行動中の仲間たちとのちょっとした会話イベントで、本編の補完的な側面もありますが、それ以上に純粋に話が楽しくて、量的にも質的にも充実していて面白いです。

昔のゲームらしく発生条件などはノーヒントが基本で、コンプするなら攻略サイト必須ではありますが、あちこち寄り道してPAを見るのは楽しかったです。

正直、こっちが本編みたいなものです。

 

 

戦闘とアイテムクリエイション

シリーズおなじみアイテムクリエイション(IC)も面白い。

最初は素材もないしスキルのレベルも低いしで上手くいかず放置してたのですが、成功率が上がってくるにつれて俄然楽しくなります。終盤は強力装備作り放題なので、本編そっちのけでひたすらクリエイションに励んでいました(笑)

ICがあるくらいなので、戦闘においてもアイテムや装備の重要性が高いです。

特に、属性攻撃や状態異常の対策をすることで難易度が大きく変わるため、アクセサリー類は適当に作っても役立ってくれるのが嬉しいところ。

中盤くらいで最強武器を作れちゃうような裏技的な要素もありますが、本作は、雑魚戦でも死ぬ時はさっくり死ぬくらい戦闘の難易度が高いので、ゲームバランスはしっかり保たれていると思います。

欲を言うなら、アイテム事典的なものが欲しかった。とにかく数が膨大なので、ノーヒントでコンプはきついです…。

 

 

おわりに

プレイ時間はクロード編クリア時点で35時間。最初に言ったように、この後レナ編をやろうと思ったのですが、燃え尽きて未プレイです。

モチベが上がらない理由は、多分引き継ぎがないから。スキル習得して、タレント開花させて、強い装備を作って、レベルを上げて…と、あれこれやってきたのにまた最初からだと思うと…。クロード編を見て、レナ編の内容がそんなに気にならない、というのもあります(でも残りの仲間のPAは見たいな)

そんなわけで、多少かゆい所に手が届かない部分はあるのですが、ICやPAのような独自要素が楽しく、ハマれる作品だと思います。