『東京喰種 :re』11巻 感想

石田スイ『東京喰種 :re』11巻の感想です。ネタバレがあります。

 

 11巻の表紙はマジキチスマイル天使の笑顔、むっちゃんです。

六月にとっては「好き=殺す」なのかな。それとも嫉妬に狂ってトーカちゃんを殺しに来たのか(黒磐から写真借りてたからね)

「喰種が人間を食い、捜査官が喰種を駆逐する」という悲劇の連鎖のせいで狂っていくキャラが多い中、六月はそれとは完全に別次元の狂気をはらんでいますから、どういうオチになるのか予想がつきません。

才子か瓜江がカタをつけるのかな?ただ、CCGやハイセのことでみんな手一杯なので、六月と正面から向き合うのはまだ先っぽいですね。

 

ようやく復活した亜門さんとアキラ。

亜門は本当に引っ張ったな~って感じがします(笑)でも、これだけのことがあっても、まだアキラに「そばで支える」って言える亜門さんはすごいよ。

あと、スケアクロウが亜門を助けているシーンがありましたね。スケアクロウって「前出たのいつだっけ?」ってくらい出番がありませんでしたけど、そろそろ正体を見せるのでしょうか。

 

それにしても、ちゃんヒナの両親を殺したのがアキラのパパで、そのアキラパパを殺したのがトーカちゃんで、アキラパパの部下が亜門さんでトーカパパのクインケを着て戦っていたなんて、何とも壮絶な因縁…。

いろんな場所で展開していた物語が一つに収束する、毎度のことながら上手い話運びです。

11巻はそれぞれの気持ちに踏ん切りがついた巻だと思います。もちろん完全にではないけど、お互いが分かりあうための一歩を踏み出した感じ。ここまで読んできた者としては、ヒナミの想いも、アキラの想いも、トーカの想いも分かるようで、何ともしんみりです。

でも、喰種が人間を食べて生きている事実は変わらないし、その辺にどう折り合いをつけるのかが気になりますね。そしてCCGの行方も。

 

12巻は早くも7/19発売のようです。

早く続きが読めるのは当然嬉しいですが、作者さんにあまり無理させないでほしいなぁ、という気持ちも。健康には気をつけて、完結まで楽しませてほしいです。