空想の域

あくまで個人の感想です

名作ゲーム「Ever17」をふり返る

2002年にKIDより発売された名作ADV「Ever17」を思い出してあれこれ語ります。

本記事にはネタバレがあります。作品の性質上、先にネタバレを見るとゲームプレイの面白さが半減してしまうため、閲覧に際しては十分にご注意ください。

 

Twitterで話題になっていましたが、本日2017年5月1日が、この「Ever17」の物語が始まる日なのです。びっくりしてOPムービーを見て確かめたら、確かにそう書いてありました。

 

本作が評価される要因は、言うまでもなくその素晴らしいシナリオです。最後に今までの謎がきれいに明かされてゆく瞬間は本当に感動します。

次元を超える物語は数多くあれど、本当の意味で二次元(物語)と三次元(現実)を超越しているのは「Ever17」くらいではないでしょうか。この見事な次元の超えようといったら、やはり他では味わえません。

 

なにが凄いかって、このトリックはゲームだからこそ可能な仕掛けなんですよね。一般的なギャルゲーでは「主人公は声も立ち絵もなし」という常識があるからこそ、ああいった表現が可能なのです。

そもそも「恋愛ADV」というジャンル定義からして伏線みたいなものです。言うほど恋愛なんてしてないじゃないか(笑)

名作名作と言われる割にはアニメ化などのメディアミックスが全くありませんが、それも仕方のないことです。

 

もちろん、素晴らしいシナリオと言ってもすべてが全て完璧というわけではないです。

出題編は武編→少年編の順にやることが暗黙の前提となっていますし(そうしないと話が分かりにくいです)、中盤の缶蹴りやら何やらは確かにだれますし、あれだけ水圧が云々と言っていたのに最後は石を抱えてダイブしますし…。

でも、それを補って余りあるくらいのラスト。全体としては重い話ですが、最後はハッピーエンドなのも素敵です。

何より、謎が明かされる時の驚き、インパクトという点に関してはやはりピカイチ。「記憶を消してもう一回やりたい」などと言われるのも頷けます。

そういう作品なので、冒頭にはいつもの「ネタバレあり」よりさらに厳重な確認を入れておきました(笑)

 

何だかとりとめのない文章になってしまいましたが、とにかく「Ever17」は名作です。

私はPSPでやりましたが、システム面が至れり尽くせりで快適なのも嬉しいところ。記憶は消せませんが、忘れている部分も多いので、またプレイしたいですね。